番外編現場セミナー比治山公園における竹材チップ化を実施して
3/11(水)広島市南区比治山公園地内
午前中集合写真
春の足音が聞こえ始めた3月11日、比治山公園の「冒険の森」予定地で、2月8日に伐採した竹をチップ化する粉砕作業を行いました。これは、市民のみなさんと進めている「プレーパークづくり」の一環。放置されていた竹をただ捨てるのではなく、未来の遊び場を豊かにする「資源」へと生まれ変わらせる取り組みです。
当日は、延べ10名のメンバーが集結。一般社団法人「美鈴の杜」からお借りした自走式キャタビラ型の力強い竹粉砕機を使い、作業がスタートしました。
まずは、重い機械が安全に通れるよう、進路にある丸太を取り除き、地面を平らに整えるところから始りました。準備が整うと、2月8日のイベントで切り出され谷間に集積していた約100本の竹を、メンバーが「バケツリレー方式」で次々と粉砕機へ投入。破砕専門員の前川氏による巧みな操作で、作業は驚くほどスムーズに進みました。
午後からはさらに20本の竹を追加で伐採し、最終的には合計約120本の竹が、サラサラのチップへと姿を変えました。
今回の作業で、会場には3つの大きな「チップの山」が出現しました。このチップには、実は素晴らしい役割が期待されています。
- 1つ目は、カブトムシのゆりかごです。
チップが分解される過程で、昆虫たちが集まり、産卵・繁殖する絶好の拠点となります。 - 2つ目は、森の土壌改良です。
防草効果とともに、ゆっくりと土に還ることで豊かな森の土壌を作ります。 - 3つ目は、防犯性の向上です。
鬱蒼としていた竹林が整理されたことで、見通しの良い「明るい森」へと生まれ変わりました。
作業中には広島市役所担当職員の視察もありました。私たちの活動が都市公園の価値を高める重要な一歩であることが再確認されました。
「単なる清掃作業ではなく、子供たちが自然の中で学び、遊べる場を作ること」。 今回のチップ化業務は、まさにその「核」となる作業でした。今後は、このチップがどのように分解され、どんな生き物たちが集まってくるのかを観察しながら、定期的な整備を続けていきます。
新しくなった比治山の「冒険の森」で、子供たちが泥んこになってカブトムシを探す姿が見られるのも、もうすぐかもしれません。これからも、みんなで比治山の自然を育てていきましょう!
予定を大幅に上回るスピードで作業を完了できたのは、参加したみなさんの見事な連携のおかげです。本当にお疲れ様でした