現場セミナー 日本とカンボジアのユース相互交流事業「国際交流の植樹体験イベント」
4/9:(木)
三原市大和町大草「にっせきの森」
国際交流植樹体験参加者集合写真
2026年4月9日、日本赤十字社広島県支部とカンボジア赤十字社のユース相互交流事業の一環として、「国際交流の植樹体験イベント」が開催されました。 当会からは、櫻井事務局長、正畑さん、岡野さんご夫妻、與儀さん、小浜が植樹作業を安全かつ円滑に進めるためのサポートスタッフとして6名で参加しました。
今回の植樹祭には、日本とカンボジアの高校生ら23名が参加し、昨年10月に実施したネパールの高校生との交流に続き、今回が2度目の開催となります。驚いたのは、前回も参加してくれた日本の高校生たちが、植え方をしっかりと覚えていたことです。彼らがカンボジアのユースたちへ積極的に植え方を教え、サポートしている姿は非常に頼もしく感じました。
植樹を始める前には、当会の事務局長から「山のお話」として、森林が持つ大切な役割についてのレクチャーが行われました。
- 今日植える場所の特徴: 開催場所である三原市大和町の山林は、花崗岩(かこうがん)が風化した地質で、水はけが良い一方で崩れやすいという特徴があります。
- 「伐ったら、植える」サイクル: 木を伐り出した後の「伐採跡地」に再び木を植えることは、持続可能な地球環境を作るための第一歩です。
- 森林は地球のインフラ: 森は「天然のエアコン」として気温を下げ、雨水を蓄えて洪水を防ぐ「緑のダム」の役割を果たします。
- 世界の森林課題: 急激な経済発展で熱帯雨林が減少しているカンボジアと、手入れ不足の人工林が多い日本。抱える課題は異なりますが、どちらも適切な管理と再生が必要です。
通訳も挟んでのお話でしたが、高校生たちは、時に頷きながら真剣な表情で耳を傾けていました。
今回植えたのは、にっせきの森づくりで植えている「コウヨウザン」です 。 この木は、スギやヒノキに比べて成長が非常に早く、二酸化炭素(CO₂)を吸収するスピードも抜群
です。 今回初めて植樹を体験する、という子も多かったのですが、土に触れながら「植樹って楽しい!」と目をキラキラさせながら声を弾ませていました。その熱意は素晴らしく、予定していた目標80本を丁寧に植え終えることができました。

仕上げには、自分たちが植えた木に一人ずつネームプレートを取り付けました。「植えて終わり」ではなく、時々植樹祭などを通して成長を見に来てくれると嬉しいなと思います。
今回の交流を通じて、国籍や言葉の壁を越えて協力し合う若者たちの姿に、私たちスタッフも大きな元気をもらいました。森を育てることは、未来を育てることと同じです。
これからも、高校生や若い世代との交流を大切にし、彼らが自然と触れ合い、地球の未来を共に考える場を継続して共にしていきたいと思います。