第271回現場セミナー:中小田古墳群の山林整備(竹林等伐採)第1回

第271回現場セミナー 中小田古墳群の山林整備(竹林等伐採)第1回
6/10(土) 広島市安佐北区口田南


中小田古墳群の竹林等伐採も今年で3年目、残っているのは古墳群丘の北東側急斜面の1区 画、600~800本くらいはあるだろうか。今回の参加者は当会8名、大人のかくれ家倶楽部7名、 そして広島文教大学から5名(男女学生4,教授1)の参加があり、合計20名であった。孫のよ うな学生4名が加わって参加者の平均年齢は一気に若返った。

朝9時前、古墳群北登り口の空き地に集合し、いつものように「大人のかくれ家倶楽部」木戸 代表の開始挨拶、当会櫻井事務局長の注意事項説明、神川さんの掛け声で準備体操・当会独自の 安全祈願「ドングリィィィーコロコロォォォー」を全員で3回唱和して、ここから更に数十メー トル上の古墳群丘上の現場へ向かった。

作業は1班当たり4~5名とし、伐採班は2班編成、玉切り・積み付け班、学生班の4班に分 かれて、学生班5名には会員2名(中元、兼安)が指導に当たった。

伐採の2班は当会のチェーンソーのレジェンド、桧谷さんと住田さんがリーダーとなって、早 速作業を始める。合図の声掛けやチェーンソーのエンジン音が響く中、伐採作業が進む。現場は 急斜面で下には民家があるため、伐採前、竹の上下にロープを2本掛ける。

下部ロープの先は近くの樹木に固定して切った竹の落下を防ぐ、また上部ロープを丘の上から 引っ張って竹を引き上げる。引き上げた竹は玉切り班によってテキパキと玉切り・積み付け処理 される。

それにしても「大人のかくれ家」の皆さん、3年目ともなると安全作業に徹しながらも手際良 く作業が進む、合間に竹くいを100本作るなど余裕も感じられる。

学生班は、午前中は教授1名、男子学生2名、昼からは女子学生2名が加わる。今日は他の3 班とは別メニューで、まずロープワークから始め、最もよく使う「舫い結び」の結び方とその応 用、伐倒木(今日は竹であるが)へのロープの掛け方、引っ張り方等基本をみっちり練習した。

舫い結び、ロープの掛け方とも覚えてしまえば簡単なのだが、これがなかなか思うようになら ない、小一時間くらい練習した。

その後、各作業を分担し昼までに学生班で4本伐採した。チェーンソーは使用せず手鋸で伐採 した。竹は孟宗竹で大きいものは径12~15cm あり、安全に思った方向に確実に倒すため受け口・ 追い口を作り、きちんと木の伐採と同じ手順で行った。急斜面で足場が悪く、学生二人とも日頃 手鋸を使ったこともなく、時間はかかったが狙った方向に竹が倒れた時は思わず笑顔が出て、ヤ ッターという感じであった。

昼食は12時過ぎに到着した女子学生2名も一緒にみんなで各自持参の弁当を食べた。丘の上の 木陰は風も涼しく、女子学生2名が加わって花が咲いたような雰囲気の中で食べる弁当の味は格 別であった。

13時過ぎ午後の作業開始、伐採班2班・玉切り班は引き続き伐採作業を、学生班は、女子学生 2名は個別にロープワーク練習後、男子学生に加わり各自1本ずつ手鋸で伐採した。本日の竹伐 採本数は学生班8本を含め、合計で約70本であった。

作業終了後、学生を含め全員で自己紹介・感想会を行った。学生4名からロープワークは面白 かった、自分で竹を伐採した達成感・楽しさを実感した、また参加したいという感想があった。 学生からチェーンソーによる木の伐倒を見たいという要望があり、当会きっての伐倒名人桧谷さんが、枯れた太さ20数センチのヒノキを伐倒した。 みんなで見学したが、解説を交えながらチェーンソーを操作し、木は見事狙った方向に倒れた。伐り口が水平できれいな受け口、まさに模範伐倒であった。 その後、全員丘の下に集合し、16時前解散した。後片付けは学生も手伝ってくれて、16時過ぎころすべての作業を終了した。

第271回現場セミナー:中小田古墳群の山林整備(竹林等伐採)第1回の活動写真
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