番外編現場セミナー第2回「安全に木を伐る技術研修会」

番外編現場セミナー第 2 回「安全に木を伐る技術研修会」
開催日: 2024 年 10 月 20 日(日) 場所: 北広島町戸谷 ヒノキ林


第1回の9月15日(日)は午前中に30℃を超える猛暑であったが、今回は暑くなく寒くなく絶好の伐採日和の中、6名が参加した。前回と同じく指導講師は桧谷さん、サポートは櫻井さん、受講者は当会会員3名(新本、岡野、兼安)ともみのき森林公園職員の森田さんの4名であった。

今回の受講者4名はチェーンソーによる伐採経験者であり、研修内容は前回より実践的なものであり①目立て、②伐倒実技、③チルホールを使用したワイヤー掛けであった。

目立ての研修は、まず各自のチェーンソーの刃を桧谷さんがチェックして刃の角度や長さの長短、刃の曲がり等、問題個所とその原因(ヤスリの握り方、送り方、姿勢など)を指摘する。そして自分で修正して見せて、受講者にさせてみる。研修の短時間の中ではとても桧谷さんのようにはできないが「どういうことがいけないのか、なぜそうなっているのか、どうしたら修正できるのか」そういうことを意識して反復練習することが大切だと教えられる。

目立ての次は昼休憩を挟んで伐倒実技。各自の技量を考慮して4本の伐倒木が選定してある。伐倒径は40~45cmあり、受講者にとっては大径木である。ただいずれも伐倒方向に邪魔になる木はなく伐倒の基本である受け口、追い口を正確に作り、狙った方向に安全に伐倒する基本を身に付ける訓練である。これも受講生一人づつ、開始から伐倒完了まで桧谷さんがつきっきりで指導し、他の受講生はそれを見学する。この見学がまたいい勉強になる。他の3人は狙った方向に倒したが、私は追いヅルを切り離すときチェーンソーのバー先端で前ヅルの左端を欠いたため、伐倒方向が大きく右側に(狙いより30度)ずれた。大きな反省点である。

いずれの木もチルホール、ワイヤー掛けは必要なかったが、研修課題として2倍力の滑車を付けてワイヤーを掛け、チルホールを設置する方法を教わった。安全なチルホールの設置場所、操作補助者との安全確認等、あらためて勉強になった。

12時過ぎ1本目の伐倒が終わったところで昼食休憩、プラスチックの瓶ケースを脚にして長い板を渡した仮設テーブルを囲み、持参弁当をおいしく食べた。経験豊かな三人の方(桧谷さん、櫻井さん、新本さん)の山仕事談義に花が咲く。

13時、午前中に引き続き3本の伐倒訓練。伐倒した木は各自が枝払い、15時過ぎ、道具を軽トラに積み後片付けをして訓練を終了した。

講師の桧谷さんには4人分の目立て台や測定器具らの準備、4人の技量を考えた伐倒木の選定、受け口づくり等、受講生各人のチェーンソー操作を観察して要点をついた指導をしていただきありがとうございました。

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