第 267 回現場セミナー 中小田古墳群の山林整備

第 267 回現場セミナー 中小田古墳群の山林整備
5/14(土)・5/18(水)・5/24(火) 広島市安佐北区口田南


2日間中国地方に停滞した前線が遠ざかり、高気圧に覆われ気温が25度、からっとした陽気となった5月14日(土)今年度最初の竹林伐採作業を行い18名が参加。始めに、中越信和理事長の開会挨拶、平田太広島市文化振興課文化財担当課長、大人のかくれ家倶楽部木戸敏明代表の挨拶があった。作業場所や手順、注意事項で安全の徹底、特に服装等(ヘルメット、長袖作業服、安全防護服、振動防止用手袋)をチェック、4班(伐採3,集積1)に編成(1班は4~5人体制)を行なった後、準備運動を行い、恒例の安全祈願「どんぐりコロコロ」を三唱して作業現場に向かった。

1班は登山道入口付近の公道に接近し急峻な地形、2班3班は入り口から山道を100m程度入った場所でそれぞれ竹林を伐採処理した。作業は、チェーンソーで竹を伐採、チップ処理がし易く、運び易い2~3mの長さに切り、安全な場所に切り口を揃えて棚積みした。急峻な地形では伐採者に命綱を付け、また伐採する竹にもロープを結び付け、下に落ちないよう安全な方法で作業した。午後からは、入り口付近の公道に隣接している森林景観を良くするため、みどり情報局静岡(S-GIT)資格者の桧谷さんをリーダーに全員で素早く処理し道路からの景観が見違えるほどにスッキリした。

公道には、道の上と下の2か所に赤と白の旗を持った交通整理要員を配置し、交通の安全にも万全を期した。入口付近の広葉樹と混生していた竹林の伐採が完了。道路から見えていた竹林は、見通しの良い森林へと蘇った。

伐採した竹をSDGsに貢献するため竹串220本(長さ1m)つくり植栽の支柱として有効利用を今回試みた。

竹の伐採本数は90本。安全作業を徹底、14時30分に無事故で終了した。

参加者の声

急峻な地形での伐採処理で疲れたが新緑の中、心地よい爽やかさを感じた。青空が見えるようになり達成感を感じた。

5月18日(水) 晴れ 11名参加

今日は5月14日に伐採した竹の粉砕処理に11名が参加した。この作業は、破砕音が大きく近所に迷惑がかかるので事前に近隣の方々に作業協力を得て平日に行った。

チッパー機の設置は風邪向きを考慮した。大きな破砕音とホコリが舞う中、全員ヘルメットにイヤーマフ、マスクを装着して作業に取り掛かった。昨年度の経験からチッパー粉砕が容易にできるよう集積の工夫(切り口を揃える、運び易い長さ、)。手送りでの運搬、交代でチッパーの中に突っ込んだ。また、10cm以上の竹棹は木槌で細かく割った。作業効率が向上し順調に作業を終えた。

チッパー機は2班、3班が作業をした山中に自走で移動させて、5月24日のチッパー作業に備えた。

5月24日(火) 快晴 8名参加

気温が今年最高の30度になった広島市安佐北区口田南の中小田古墳群で24日、竹チップ処分をした。大人のかくれ家倶楽部5人と当会3人が参加し、北側入口から100m入った標高60mの地点で、チップ機で竹を粉砕した。参加者は暑さの中、ヘルメット、イヤーマフ、マスクの完全装備に身を包み、各自がこれまで経験している作業を自発的に受持ち、取り掛かった。いつものように竹を根元からチッパーのもとに運び、チッパーの中に突っ込でいった。ガガガと大きな音をだして粉砕、竹チップを吐き出した。その作業の繰り返しである。

太陽の当たる場所は30度を超えている感じであったが森の中での作業で少しは暑さを逃れることができた。

参加8名の平均年齢は76.4歳、豊富な人生経験のシルバー、中小田古墳群への熱い思いを抱いて、度々の休息とこまめな水分補給しながら、熱中症に注意して作業した。15時には、伐採した竹のすべてをチップ化し作業を終えた。

筆者はチッパ機の口に入らない太さの10cm以上の竹稈を木槌で砕いた。これが重労働3.7kgの木槌を振り上げ、振り下ろして竹を砕き割り続けた。手に異常を感じ手袋を外して見ると親指と人差し指に小豆程度の大きさの豆ができていた。

今回の作業現場は、竹の伐採で視界が開け、太田川や広島市の街が良く見える。森の木陰で休息していると、ガタンゴトン、ガタンゴトンと音が響き、なつかしい列車が太田川沿いを通過するのが見えた。また、新緑の森では小鳥がさえずり、心地よい風が新緑の香りと爽やかさをはこんでくれ心身が癒された。達成感と満足感を得た一日でした。皆様お疲れさまでした。

第 267 回現場セミナー 中小田古墳群の山林整備の活動写真
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