現場セミナー:第2回「にっせきの森」創成事業 植樹祭
現場セミナー 第2回「にっせきの森」創成事業 植樹祭
10/19(日)三原市大和町大草 「にっせきの森」
「にっせきの森」植樹祭集合 写真バックの山に植栽しました
令和7年度「にっせきの森」創成事業として第2回植樹祭が 10月19日(日)三原市大和町大草で盛大に開催されました。
私たちNPO法人ひろしま人と樹の会は、主催の日本赤十字社広島県支部、そして一般社団法人森林再生整備事業体シンラと共に、この貴重な森づくりに参加しました。
当日は、朝からの降雨で天候が危ぶまれましたが、開催 1時間前には天候が回復し、無事に植樹祭を開催することができました。天候が優れない中にもかかわらず、地元三原市をはじめ、遠く広島市からも約 150名の親子連れを中心とした方々が集結。地域の山に新しい命を吹き込む、活気に満ちた一日になりました。
午前10 時、日本赤十字社広島県支部の宇都宮係長の開会宣言でイベントがスタートしました。
最初に、日本赤十字社広島県支部の坂井浩明事務局長から、「本事業は、2回目の開催となり、子どもたちに気候変動や環境問題に関心を持ってもらうことが目的です。森づくりを通してCO₂削減に貢献するだけでなく、未来を担う子どもたちの環境教育の場としても5 年間継続していきたい」と強い決意が語られました。
続いて、一般社団法人森林再生整備事業体シンラ代表理事の蔵田和樹さんからは、大谷翔平選手の 1 試合 3 本のホームランに勇気を得て、森林再生への熱い決意と想いを語られた。
今回植えられるのは、成長が早く、材の耐久性が高い、さらに萌芽更新が可能という特徴を持つ針葉樹の「コウヨウザン」です。
私(櫻井)からは、この苗木の特徴と(真っ直ぐに、少し深めに植える)といった植え方を分かりやすく説明しました。
また、作業が始まる前には、雨で滑りやすくなっている山での注意点やクワの安全な使い方、そして周りの人への気配りなど、安全第一で作業に取り組みよう、参加者の皆様へのお願いをしました。
その後、司会者から、今回植樹する場所を整備してくださった方々への感謝の気持ちが伝えられました。そして、植樹の指導をしてくださる12の班長さん、副班長さんの紹介があり、参加者の皆様はそれぞれの班に分かれていよいよ活動開始です。
式典の最後には、ヘルメットを着用して、植樹する森を背景に記念撮影。その後当会の中元明弘理事の音頭による恒例の安全祈願「どんぐりコロコロ」三唱をもって、いよいよ植樹作業へと出発しました。
植樹場所では、事前に掘られた穴に、班長さんのレクチャーを受けながら丁寧に苗木を植え付けます。
植樹内訳:一人あたり 3本。合計500本のコウヨウザンの苗木を植樹
作業工程:
- 約 30cm四方の植穴を掘る(一部は事前に機械で整備)。
- 竹炭、肥料を投入。
- 3年物の苗木を真っ直ぐに置き、土を戻し、足でしっかり土を踏み固める。
- 支柱を立て、4個の肥料を与え、水をたっぷりかける。
参加者の皆様は、この一連の作業に熱心に取り組んでくださいました。
特に印象的だったのは、家族で参加してくれた子どもたちの姿です。「大きくなあれ」「元気に育ってね」と小さな手で土をかけながら苗木に語りかける真剣な眼差し。そこには、未来の森への願いと、自分たちが森を作っているんだという誇らしさが溢れており、その姿に大人たちも自然と笑顔になりました。
植樹作業終了後は、主催者が用意してくださった「豚汁、マジックライス(災害用非常食)、焼芋」を美味しくいただきました。
本日のスペシャルは、焼芋と綿菓子体験。準備された 500個の焼芋は瞬く間に完食し、綿菓子は子供たちが好きな大きさに作り上げ、大好評でした。
昼食後は、子供へのスペシャル体験として、桜の小枝を利用した「世界で一つの鉛筆づくり」を実施しました。途中から大人の方も多数参加され大好評{次回も}と再実施の要望が多数ありました。
午後2時に解散となり、大きな事故もなく無事にイベントを終えることができました。お天気も持ちこたえてくれ、地域の皆様と共に、森への新しい大切な一歩を刻むことができたことを心より嬉しく思います。ご参加・ご協力くださったすべての皆様に、この場を借りて改めて心から感謝申し上げます。