現場セミナー:大学緑地の樹木整備
現場セミナー「大学緑地の樹木整備」
4/26(土)広島市安佐北区可部東広島文教大学(学生寮東側斜面)
大学緑地の樹木整備
令和 7 年 4 月 26 日(土)広島文教大学の学生たちと共に、大学緑地の樹木整備を行いました。
この活動は、包括連携協定を結んだ広島文教大学の学生たちと共に、 環境保全、防災・減災を考え、 その活動を通して地域貢献、人材育成を目指す第一回目として開催されました。
初回は 「森を整える」意味を知り、森林ボランティアを身近に感じてもらうことを目的として「学校の森を整える」と題し、 身近な場所である学校の樹木整備を行うことになりました。
今回の作業場である学生寮東側には広い斜面がありますが、そこはキョウチクトウやセンダンが密集して日当たりや風通しが悪く、斜面上の高校通学路にある桜並木が大学側からは見えづらくなっています。
それは勿体ないということで、ここを太陽の光がしっかり届くよう整え、もっと多くの人が美しい桜並木を楽しめるよう整えよう!と当日は 10 名の学生が集まり、先生 2 名、人と樹の会からは 13 名が参加し、総勢 25 名での作業となりました。
当日は天候にも恵まれ、朝は少し冷えましたが作業開始時には心地よい温かさとなり、気持ちの良いスタートです。
始めに櫻井事務局長から、木を伐採することの重要性や本日伐採にあたる樹木の話を、また作業場が斜面であることから、安全のためにロープを張っていること、危険な作業の注意点等の説明を行いました。
大学側から参加くださった植田先生からは、今回のボランティア活動を通して学校を綺麗にし、 桜も整えていきたいこと、ゆくゆくは地域に出て活動をしていってほしいという話をしていただきました。
ほぼ 1 年生ということもあり、ずっと緊張した面持ちの学生たちでしたが、この後は恒例の安全唱和、 中元さんの「どんぐりころころ」で笑顔がこぼれ、笑い声を聞くことができました。
ほどよい緊張感とワクワク感を持って、作業場に移動です。
作業場では人と樹の会のベテランメンバーの方たちを班長に、全 3 班に分かれました。
班に中元さん、2 班に桧谷さん、3 班に井本さんをそれぞれ班長とし、人と樹の会 2~3名、学生 3~4 名がついて、作業場を縦に 3 分割、お互いの作業に危険がないよう距離を取っていよいよスタートです。
今回は作業場が斜面になるので、学生たちは平地でできる玉切りや枝払いの作業を担当します。
学生たちが作業する樹はベテランの班長さんたちがチェーンソーで伐採していきます。
生たちは張られたロープを持ち、初めて見る大きな樹の伐採に、興味津々で上を見上げていました。
笛を合図にロープを引き、樹がゆっくりと倒れると、重量あるその音に「おー」という声が上がります。
樹が倒れた後は学生たちの出番です。
各班ではメンバーの皆さんが場を盛り上げながら学生たちに手ノコを使っての作業を丁寧に教えてくださり、学生たちも真剣な顔つきで四苦八苦しながらも玉切りや枝払いに挑んでいました。
途中からは、安全な場所での玉切りだけでなく、斜面に立っているセンダンやキョウチクトウを安全に配慮しながら伐倒し、歓声を上げていました。
大きな丸太が切れた時には楽しい!と笑顔を見せてくれた学生や、長く伸びたキョウチクトウをひどくまじめな顔で黙々と伐採していた学生も、面白いです!と言っていたので、みんなそれぞれ楽しみながら作業をしてくれたようです。
午前 10 時に始まった樹木整備は昼食を挟んで 13 時 45 分で一旦終了し、 今日の活動の振り返りを行いました。
学生たちからは達成感があった、樹を伐ることの大変さを知ることができた、などの声が上がりましたが、みんな総じて楽しかった!と言ってくれたのがとても嬉しかったです。
森林ボランティア活動の意味や意義を知っていても、 実際に森に入り、時には危険も伴う作業を行うことには少しハードルがあるかもしれません。
でもこうやって実際に樹を切り、自分たちが整えた場所は、学生たちにとって、とても貴重な成功体験になったように思います。
この体験を通じて、学生たちに達成感や面白さを見出せるよう導いてくださった人と樹の会のメンバーの皆さん、今回の開催にあたり、尽力下さった植田先生、金子先生、本当にありがとうございました!
今回の活動は、私自身にとっても大きな学びの場となりました。
次回活動に向けて、これからまた取り組んでいきたいと思っていますので、ぜひまた皆様のご参加ご協力をよろしくお願い致します。
(報告者:兼安裕子)
「大学緑地の樹木整備」に参加して
今回の活動場所にはセンダンや夾竹桃(キョウチクトウ)が旺盛に育っており、学生の皆さんには主にこれらの不用木を手ノコで剪定する作業を行ってもらいました。開始前に櫻井事務局長から、木を伐採することに抵抗を感じるかもしれませんが、原爆で焼け野原の広島にいち早く花を咲かせたというだけあって、切ってもまたすぐに生えてきますと説明を受け作業を開始しました。
高所で傾斜のきつい場所での作業のため、各自の安全を図りながら、また、木を落下させないように剪定した枝は斜面と水平に棚積みするなど慎重に進められました。樹高がある
木は会のベテランがチェーンソーで伐採しました。3 班では、井本班長がロープを張り、受け口を調節して木をゆっくり回転させながら引き倒しました。
正味 3 時間ほどの作業でしたが、最初は鬱蒼としていた場所に光が当たり、明るく風通しの良い場に一変しました。今後は残した桜の木の手入れをしていく計画です。
振り返りでは学生から、
普段は ipad の画面ばかり見ているので自然の中にいることが気持ちよかった。
安全に木を伐るためにいろんな工程があることを知って新鮮だった。
思ったよりしんどい作業だったが達成感があり楽しかった
等の声がありました。
全体サポートの金子留里先生は、当会の中小田古墳の活動に参加されたことをきっかけに、その楽しさを学生にも体験してもらいたいと、学生への呼びかけから今回の計画・サポートまでご尽力いただきました。学生ボランティア責任者として参加された植田智先生からも自ら楽しんで作業することができた。次回 5 月の活動にも参加して欲しいとの感想をいただきました。
今回、我々も日々の活動の中で感じている達成感を広島文教大学の皆さんと共有できたことを大変嬉しく思います。そして、改めて森林活動における安全への配慮の重要性を再認識しました。
(報告者:福川恵美子)
