現場セミナー:原木しいたけ栽培体験会に参加して
現場セミナー:原木しいたけ栽培体験会に参加して(4月19日(日)北広島町土橋 YMCAキャンプ場)
低気圧が近づき曇り空、平均気温18度で平年並みとの気象予報。広島市内から現地に向かう途中、八重桜が満開、緑の葉とピング色の花が調和し美しさをかもしだしていた。植菌の時期は、桜の花の咲く頃までと言われている、適期だ。
YMCA主催の行事。小学1年生から2年生を対象に「きのこ教室が予定されていたがコロナウイルスの感染拡大の影響で中止となり、YMCA関係者(10人)を対象とした原木しいたけ栽培体験会に変更し行った。
講師は、きのこアドバイザーの井本さん。補助は兼安さん櫻井が受け持った。
開会は10時。ミーテングで講師紹介や原木採取、植菌作業、伏せ込みなどスケジュールの説明を受けた。
原木採取は、ロッジの裏山のコナラ林。3月に伐倒した状態で木の水分を抜いたコナラ材をチェーンソーで1mの長さに揃えて切り、肩に担いだり、腕に抱えて傷を付けないよう山道まで運び出した。植菌作業場所のメインロッジ前庭までは、山林作業車に乗せて運んだ。
植菌には髙品質で肉厚のジャンボ椎茸の品種「にく丸」(森290号)の成型駒(オガ菌をバック詰め)と種駒(木片菌)の2種類を使った。
主催者の要望で今年中に発生する成型駒と来年以降に発生える「種駒である。
井本さんから駒の特徴の説明や原木しいたけの栽培方法の手順など指導を受けた。
電気ドリルでは、素手で行い、縦20cm横3cmの間隔でぐるっと一周、千鳥足状に穴を開ける。注意点は原木に対して直角に穴を開ける。駒の数は1本当たり原木末口直径の3倍が標準。穴の大きさは成型駒12.7mm、種駒9.5mm、深さはいずれも25~30mm。
駒打ちは手を消毒。成型駒は素手で差し込む。種駒はトンカチで打ち込む。いずれも種菌の頭が樹皮の表面に出ないようにする。駒の真上から打ち込み傷をつけない。全部の穴が種菌でふさがったら終了。原木に植菌し69本のホダ木(原木に菌を植えつけると名称が変わる)を作った。
伏せ込み(ホダ木管理)はメインロッジから西方面に300m離れたホダ場(適度に木漏れ日が差し込む湿った森の中)にホダ木を運んだ。菌系をホダ木全体に蔓延させる組み方は、風通しが良くて雨がかかりやすく採取もし易い鳥居伏せとした。
完成した鳥居伏せを囲み笑顔の写真を撮り午後4時30分終了した。
今日は、森が発散するフィトンチツドを胸一杯吸い、気分はそう快、満足感、達成感を思い切り味わつた。
YMCAの野々上さん「手塩にかけたホダ木からシイタケの発生が楽しみだ。秋には、つけ焼き、バター炒め、煮物、天ぷら、鍋物の料理で、一杯が進むだろう、待ちどおしいなー。と話していた。
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