現場セミナー:吉和中学校間伐体験
現場セミナー 吉和中学校間伐体験
10/15(水)廿日市市吉和 県立もみのき森林公園内
10 月 15 日、県立もみのき森林公園内にある(ちゅーピの森)で、吉和中学校の 1 年生4人が、林業体験学習(間伐)を行いました。この体験は、生徒たちが身近な森の役割と森林管理の重要性を肌で感じる貴重な機会となりました。
当会は指導者として4名が参加しました。
私は(櫻井)は、森に入る前に生徒たちへ、木が密集しすぎると地面に光が届かず、多様な植物が育たなくなること、 そして木そのものも健全に成長しできなくなることを、話すと、真剣な表情で聞いてくれました。
お話しの後、 指導者の梅田さんがロープを使った安全な伐倒方法を模範実演。倒す方向に「受け口」を作り(ツル)を残して「追い口」を伐る一連の流れを見学し、皆でロープを引いて木を倒しました。
その後、生徒たちはいよいよ森の中へ、 各指導員からノコの安全な使い方、木を倒す際の注意点や倒し方、そして班に分かれ、高さ 3m~4m、太さ 10cm程度のコナラ、リョウブなどが密集している場所でいよいよ実践。最初は、受け口を作る斜め切りに悪戦苦闘していましたが、次第に慣れて上手に伐れるようになりました。狙い通りに木が倒れた瞬間。生徒たちの間からは感無量の歓声と笑顔がはじけました。「斜め切りは難しかったが上手く倒れた瞬間感動した」という感想も聞かれました。伐倒後は枝を払い、木材を安全な場所に積み重ねる作業も行いました。
一連の間伐作業が終了すると、これまで閉ざされていた地面に太陽の光が差し込みました。 「見通しが良くなり、明るく美しい環境」に一変。この体験を通じて草や低木を守り、残った木が元気に成長するための環境が整ったことを肌で感じ、「森が明るくなりやりがいを感じた。またやりたい」という前向きな感想が寄せられました。
実践体験後は、「もみのき森林公園」のテラスに移動。ここでは地元の匠、森田さんが登場。生徒さんたちは興味津々で質問をぶつけました。森田さんは、もみのき森林公園での日々の仕事や、健全な森林を維持するための具体的な森林管理方法について詳しく説明。
生徒たちは、間伐の必要性を再認識するとともにチェーンソーなどの木を伐る道具の種類についても熱心に学び、林業への理解を深めました。
この林業体験は、生徒たちにとって、森林を守り育てる活動の意義を深く学ぶ貴重な機会となりました。