枝打ち・伐木安全講習会を開催 ―安全な作業は基本の徹底から。技術向上を目指してー

枝打ち・伐木安全講習会を開催―安全な作業は基本の徹底から。技術向上を目指してー
1/26 (月) 江田島市能美町鹿川


令和8年1月 26 日(月)江田島市能美町において、江田島市シルバー人材センターの会員7名を対象とした「枝打ち・伐木安全講習会を行った。 冬型の気圧配置により気温は3度という厳しい寒さの中でしたが、経験豊富な会員の皆さんと、安全への意識を新たにする充実した一日となりました。

講習は、小林薫安全。適正就業推進員の進行で、志茂典幸常務理事の「安全な伐採技術をしっかり学び直してほしい」との激励で幕を開けました。

続いて、参加者全員が自己紹介を行い、そして日程や注意事項を全員で共有しました。私(櫻井)から座学をスタート。受講生は全員「伐木特別教育」の修了者ですが、改めて「安全な伐木作業の実践マニュアル」を用い、服装や安全装備、チェーンソーの選定、ガンマークの活用方法などを復習。特に「チエンブレーキの使用」や「受け口切り」の基本手順、 「ツル」の重要性について、現場での実践を念頭に置いた要点の再確認を行いました。

実技では、 まず井本指導員が二股の松の木を使い、 伐倒のデモンストレーションを披露。 重心の見極めからロープ掛け、 指差し安全確認、 そして正確なツル作りまでの一連の流れを実演しました。見事な手際で枯れ木が倒れると、受講生からは、 「ワー凄い」との声とともに拍手が起こり、その眼差しは真剣そのものでした。

午後からは、岡野指導員から伐採した材を使い、受け口づくりに必要な V 字カットの訓練を行いました。その後、受講生の代表者4名による伐倒体験を実施。

正確な受け口づくり(深さや「折曲がり線の」の精度)チェーンソーのアクセルワーク(水平時の親指操作など)チルホールの操作(スリングや滑車の基本学習)

ベテランの会員であっても狙った方向への正確に倒す難しさを改めて実感したようです。また高枝ノコやハサミを用いた枝打ちでは、 刃を挟まないための切り進め角度など、実践的なコツを伝達しました。

振り返りの時間では、受講生から「特別教育では分からなかった細かな技術が理解できた」 、「水平切りの時の親指でのアクセル使用は初めて知った。 」 「基本の大切さが身に染みた」といった感謝の言葉が多く聞かれました。

指導者からは、以下の 4 点を強く伝えました。

  1. 安全第一(作業効率よりも安全意識と安全確保を)
  2. 目立ての徹底(切れ味が安全に直結する)
  3. 基本の反復(自己流の癖を直し、繰り返し練習する)
  4. ブレーキの活用(伐らない時は常にチェーンブレーキを掛ける)

最後に「自分のために、仲間のために、家族のために」という安全第一の合言葉を共有し、全員で記念写真に収まり、無事に講習を修了しました。今回の学びが、今後の地域での安全な作業に活かされることを切に願っています。

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