現場セミナー:ミツマタ植樹会
現場セミナー ミツマタ植樹会
3/14 (水) 安芸高田市甲田町下甲立
晴天に恵まれ、風もない絶好の植栽日の 3 月 14 日「甲田町資源を守る会」(代表垣内洋了)と共催で、甲田中学校と共にミツマタ 150 本、ナンキンハゼ3本、レンゲツツジ 15 本、オオデマリ 20 本(奈良県から森脇さんが持参) 」を植栽しました。
参加者は総勢 80 名。当会からは 9 名が参加し、指導と助言を行いました。
午前中は、当会とレスリング関係者、地元参加者が協力し、ミツマタの生育が芳しくない場所に、シカの食害の強いレンゲツツジ 15 本を捕植し、中苗のナンキンハゼ 3 本は麓に植え、青竹の三本支柱で支えました。中獣害対策として、植えた木々にはネットで保護を施しました。
午後から甲田中学校の行事が多く、植栽時間が限られているため、事前に植穴を掘る準備を行いました。
昼食は、「甲田町資源を守る会」が用意してくださった豪華な弁当を囲み、教徳寺の食堂で交流を深めました。
昨年の植樹会は、雨上がりで地面状態が悪く、やむを得ず会員・関係者が植栽しましたが、児童たちは教徳寺本堂で森林・林業について座学を受けました。今年は甲田中学校 1年生 39 名と先生 4 名)がバスで 13 時に到着し、植樹に取組みました。
開会式は「甲田町資源を守る会」箕越事務局長の司会で進行し、垣内代表の挨拶、続いて、土地所有者の福田富昭さんが感謝の意を述べられました。その後、私から植栽範囲や植え方、急傾斜地(10 度~30 度)での安全対策について説明しました。
参加者は、中学生3班、地元の参加者および東京や奈良からの参加者30名を2班に分け計5班で作業を行ないました。それぞれへルメット・作業服・軍手を着用し、2 人一組で苗木とヤマクワを持ち山に入りました。植付け間隔は 1.8m~2.0m、植穴は 30cm 四方に掘り、苗をしっかりと植え付けた後、根元を踏み固め水鉢を作って水を注ぎました。管理のためピンクテープを付けた竹串を苗木の側に立て、最後に名前を書いたプレートを設置しました。これまでの植樹でミツマタ本数は 850 本となり、群落が形成されつつあります。
事前に地拵えがされていたため作業は順調に進み、14 時 40 分に終了しました。
東京から参加いただいた(公財)日本レスリング協会名誉会長の福田富昭さん、ご息女の除野祥江さん、友人の木名瀬さんも会に華を添えてくださいました。
植栽後の 15 時からは、一般社団法人地域 QOL 研究所主催による、これまで植栽したミツマタでの和紙づくり体験が教徳寺内で行われ、生徒たちは2班に分かれて和紙作りの全工程を学びました。また、森脇信之さん(奈良県のアスカ美装株式会社)が持参された「オオデマリ」20 本も 一緒に来られた奈良県の植木職人から指導を受けながら植栽し、シカ食害防止のネットを設置しました。
参加者一同、ミツマタの可憐な黄色い花に続き、サクラ、ツツジ、オオデマリと3月から6月にかけて花が咲き続ける広島県内随一の美しいミツマタ群落となることを願いながら、植栽に励みました。皆さんお疲れ様でした。