現場セミナー 市史跡田屋城跡の森林整備
現場セミナー 市史跡田屋城跡の森林整備
5月7日(土)安芸高田市八千代町土師
5月7日 土師ダム湖畔の先端の標高 286mに位置する田屋城跡の森林整備(広葉樹の間伐) を行い、22 名が参加した。
この森林整備は、「さとやま土師田屋城址を守る会(代表大徳邦彦)」が令和 3 年度から「森づくり特認事業」の採択を受け広島工業大学(建築工学科)の学生さんと一緒に取組まれている事業で今回当会に協力の要請があり引き受けて3者の協働で行いました。 当会は広葉樹の間伐と枝打ちを受持ち。学生さんは、伐採した木や枝を所定の場所まで運ぶ作業に区分して行いました。
始めに大徳さんの挨拶、続いて作業場所や手順、注意事項を行い作業に入りました。
伐採班はヘルメット、防護服、防震手袋、安全靴に身を包み 3m間隔の列状間伐を行いました。
南側で視界を悪くしている6 本の高木は、井本さん、住田さんにツリーワークでの枝打ちを行なってもらいました。
この方法はロープを使い特殊な技術で木に登って、切る枝をロープで落ちないよう括ってから枝を伐り離しますと枝はロープで吊った状態になります。この状態でロープを緩めながらゆっくりと地面に降ろします。こうした高度な技術を大学生は初めて目にしており驚いていました。
東側での間伐は根元から 1.0~1.5mの高さで伐りました。この方法は木を切っても根がしっかりしており萌芽力で山を保全し災害を防ぎます。災害防止と緑化の継承に、とても有効な間伐方法であり今回採用しました。
昼時間には学生さん達と自己紹介(出身地、田屋城に関わった経緯など)で楽しく交流を深めました。
午後からは学生さんたちと一緒に伐った木や枝の運び出しです。急傾斜のため一列に並んでバケツリレー方式で目的地まで運び処理しました。
平成30年7月文化財保護法が改正され史跡を観光やにぎわいづくりに活用することが可能になった。
樹木の伐採で森に埋もれていた主郭や曲輪の姿を見えやすくすること。主郭に通じる急坂の「曲がり」も敵の侵攻を阻んだ、険しさが体験できるよう山道の整備と見える化。
今後の整備は、四季を通じて客が訪れる地域の宝「市史跡田屋城跡」を防災、観光、教育に見て学んで活かすことで土師ダム湖畔の活性化の資源とする。
最後までお読みいただきありがとうございました!
私たち「ひろしま人と樹の会」では、広島の豊かな森を次世代へ引き継ぐため、一緒に活動を盛り上げてくれる仲間をいつでも募集しています。
自然環境やボランティアに関心のある高校生・大学生のみなさんの参加も大歓迎です!
「学校の枠を超えて活動してみたい」「まずは1回体験してみたい」という方も、お気軽にご参加ください。