現場セミナー 史跡田屋城跡の森林整備(4回目)

現場セミナー史跡田屋城跡の森林整備(4回目)
10/22 安芸高田市八千代町土師


史跡田屋城跡の森林整備(4回目)の参加者は36名(当会8名、守る会12名、広島工業大学生10名見学者6名(うち栃木県から2名))。

この事業は「さとやま土師田屋城址を守る会(会長吉岡孝行)」から協力要請を受け、5月から行い始めてから4回目。

当会の活動は、これまでと同じ広葉樹の間伐と枝払いを受け持つ、守る会は環境整備、広島工業大学生はベンチづくりの材の運び出しを行った。

開催式典は会場にしていたメタセコイヤの木にキイロスズメバチの巣を発見、危険なため場所を移動して始めた。最初に大徳さんのあいさつ、大型バスで広工大生がこちらに向かっていることが報告された。続いて、作業場所や手順の説明、注意事項を行い、作業に取り掛かった。

安全の一歩は服装から、伐採班はいつもの体を守る保護具に身を包み、これまでと同じ伐り方でチエンソーや手ノコで根元から1mから1.5mの高さで伐った。(萌芽力で山を保全)

これまで手が入っていない山城跡の北側を主に整備していった。

昼食は、恒例の「大徳特性焼きそば」に加えて、「マツタケ飯」、「栗めし」、「焼肉(シカ肉)」、「柿」など秋の味覚をたっぷりといただく。特に料理長の大徳さんに聞こえるよう「おいしいです」を連発、舌つづみで交流、楽しい時間を過ごした。毎回、大徳さんのご好意に感謝、感謝。

午後からは、県道沿いに垂れ下がっている山桜の枝切、井本さんが樹上作業(ツリーワーク)で切り落とす。この方法は、木に登り樹上で伐る特殊技術、技量と経験に頼らざるを得ない作業、ロープを使いスルスルとバランス良く登られる井本さん。また、樹の上での安定姿勢の保持と巧みなチェーンソーワークでの作業に見守る学生さんは驚きの連続。見事に枝を伐り落された瞬間には、盛大な拍手、拍手であった。

今回で田屋城跡の森林整備はあらかた完了。本丸や郭から南側を見渡すとダム湖畔や桜並木が手に取るように望める環境になった。来春の桜の花見が待ち遠しい。

広島工業大学(建築科)の学生は、約2mに皮を剥いだスギ丸太20本をバスで持ち帰り、本丸正面にふさわしい椅子を設計し製作してくれます。楽しみである。

大徳さんの竹馬の友(青木さん)が栃木県から夫婦で見学された。田屋城跡で遊んだこと横堀の存在や森の木で「束木(たばぎ)」を作って小遣いを得たことなど懐かしく話されていた。改めてこの山城が文化遺産で貴重な存在であることを学んだ。

次回は11月26日(土)隣接の「かぶと虫の森」でのチップ化や炭材に利用する丸太の運び出しを予定している。

現場セミナー 史跡田屋城跡の森林整備(4回目)の活動写真
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