第2回現場セミナー 「げんき森もりゆめランド 復活と樹の循環」活動報告

2026年9月6日(日)「復活と樹の循環」活動集合写真
日時 | 2026年9月6日(日)10:00~15:30 |
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場所 | 安芸高田市甲田町高田原 |
主催 | 一般社団法人 地域QOL研究所(代表理事 田村眞悠) |
参加者 | 計42名(当会6名)(地元及び広島市内などから小・中・高校生の家族連れなど) |
指導者 | 11名(当会5名) |
朝方は少し雨がパラつき、曇り空が広がる空模様。残暑の湿気が残る中、第2回目となる「げんき森もりゆめランド」での現場セミナーをスタートさせました。熱中症対策と安全管理を万全に整え、スタッフ一同、子供たちを笑顔で迎えました。
「午後から雨が降り出すかもしれない」という天気予報を受け、今回は急遽プログラムを一部変更。午前中の雨の降らないうちに屋外プログラムを実施することにしました。
10時過ぎ、広場での賑やかなオリエンテーションを終えると、待ちに待った木工クラフトのワークショップが始まりました。今回の大きなテーマは「資源の循環」。ルールはシンプル、「公園内にある残地材料(落ちている枝や木)を使うこと」です。
「何を作ろうかな?」——子供たちは事前に思い描いてきたアイディアを胸に、指導員と一緒に公園内へ繰り出しました。足元を注意深く見つめながら、お気に入りの木や枝を宝探しのように拾い集めていきます。
材料が集まると、いよいよ創作タイムです。子供たちの自由で豊かな発想からは、思いもよらない素敵な作品が次々と生まれました。 大型の机や椅子、見事な木製の刀と鞘(さや)といった本格的な実用品から、木のパズルやレコード盤、可愛らしいインテリア飾りまで、会場のあちこちで歓声を上げながら作業に没頭していました。
ものづくりを影で支えたのは、安全管理を徹底する指導員たちのサポートです。電動ドリルや糸鋸、電動カンナ、さらには成人者にマンツーマンでのチェーンソー技術指導まで、危険を伴う機械作業には必ず指導員が寄り添いました。 最初はノコギリがうまく進まず苦戦していた子も、指導員からコツを教わると「切れた!」と見事な手つきに。小刀の使い方を教わった子は、「最初は切れなかったけど、教えてもらったら切れた!すごく楽しかったから次回も絶対にまた来る!」と、自分で作った作品を誇らしげに見せながら満面の笑みを浮かべてくれました。
午後からの雨に備え、全員で集合写真撮影を終えたのは昼食前の広場です。参加者の充実した笑顔がカメラに収まりました。
12時30分からは教室へと移動し、みんなでお弁当を食べる昼食交流タイムです。一緒に汗を流した後のご飯は格別で、参加者同士やスタッフとの心の距離も一気に縮まりました。また、休息時間を利用して正畑さんにセットしてもらったハンモックは子供たちが交互に利用し大好評でした。
午後の室内プログラムでは、「太陽と植物と私たちの地球のつながり」をテーマに、クイズを交えた約30分間の講義を行いました。
講義では、身近な不思議から地球環境の仕組みまで、5つのテーマに沿って学んでいきました。
1. 太陽の光と葉っぱの謎
「太陽の光(青・赤・緑)の中で、なぜ葉っぱは緑色に見えるんだろう?」というクイズからスタート。植物は青と赤の光を吸収してエネルギーを作り、使わない緑の光だけを跳ね返しているため緑色に見えるという秘密に、子供たちは深く納得していました。
2. 動かない生き物の秘密
自分の足で動けない植物ですが、実は「太陽の光で自らエネルギーを生み出せる、地球上で最も進化・特化した生き物」であることを学びました。
3. 人間とスギの木のつながり
「人間が1日に吸う酸素の量は、大きく育ったスギの木1本が1日に作る酸素の量とほぼ同じ」という事実に驚きの声が上がりました。
4. 空気の成分の割合
私たちが吸っている空気には、窒素が78%、酸素が21%、アルゴンが0.9%。そして地球温暖化の原因と言われる二酸化炭素は、わずか「0.04%」しか含まれていません。
5. 地球温暖化と森林(木)の役割
植物はこのわずか0.04%の二酸化炭素と太陽の光を使って酸素を作り、体の中に炭素を閉じ込めてくれています。木材で作った家具や道具を長く大切に使うこと自体が、二酸化炭素を閉じ込め続け、地球温暖化を防ぐ大きな役割を果たしているのです。
身近な問いかけに子供たちは目を輝かせ、主体的に頭をひねりながら学んでいきます。最後に「空気中にわずか0.04%しかない二酸化炭素と太陽の光を使って、植物は酸素を作り、地球温暖化を防いでくれている」ことを学び、身近な緑や森林の大切さを実感してもらいました。
天候の変化に対応しながらの開催となりましたが、スタッフ間の緊密な連携と体調管理により、怪我人や体調不良者を一人も出すことなく、全工程を無事に終えることができました。
子供たちが普段の生活では気づきにくい植物の光合成や森林の存在を肌で感じ、自然の循環や木材活用の重要性に思いを馳せる、大変貴重な一日となりました。
ご参加いただいた皆様、そして熱心にご指導・サポートいただいたスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。















最後までお読みいただきありがとうございました!
私たち「ひろしま人と樹の会」では、広島の豊かな森を次世代へ引き継ぐため、一緒に活動を盛り上げてくれる仲間をいつでも募集しています。
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