活動報告2


中小田古墳群を守り活かす山林整備事業(PARTIII)

中小田古墳群を守り活かす山林整備事業(PARTIII)

11/13(土)広島市安佐北区口田南

 

 中小田古墳群の保護に支障になる立木竹の伐採活動に、会社の社会・環境活動Living Soils, Living Togetherの一環としてボランティアスタッフで参加しました。今回3回目の活動は、前回より引き続いて古墳登山入り口付近の竹林の伐採、運び出しという活動内容でした。

 好天にも恵まれ、地元ボランティアの方々からの温かいサポートをいただきながら、ケガや事故もなく、活動に参加することができました。

 東京からの、しかも初めての体験で右も左も分からない素人である私を、快く迎え入れ、指導くださいました皆様には、心より感謝しております。ありがとうございました。

 他の参加者も申しておりましたが、竹があれほどまでに重く、長いものとはこれまで知りませんでした。また、かつては需要に応じて伐採されることで維持されてきた竹林が、近代化によって需要を失い、放置されることによるデメリットについても色々考えさせられるところがありました。

 そしてあれほど、チェーンソーを『頼もしい』と思った経験は初めてでした。

 作業終了後には、ご厚意で実際の古墳発掘現場までご案内いただき、さらには眺望の優れた場所に立ち、眼下に広がる広島街の中世の歴史を勉強させていただきました。

 発掘されたままの状態の遺跡を見たのは初めてでしたが、これまで見た遺跡も、こうして有志の方々のご尽力により、発掘され整備され後世のために保存されてきたものなのだと、認識を新たにいたしました。同時に、中小田古墳群を次の世代へ残す活動に、僅かながらでも携われたことを大変嬉しく思いました。

 今後伐採作業が順調に進み、この貴重な古墳群が誰にでも訪れやすい遺跡として、広く後世で親しまれる場所になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

(報告者:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 東京都在住 岡野睦美)

番外編現場セミナー:中小田古墳群を守り活かす山林整備(竹・雑木のチッパー作業)

番外編現場セミナー:中小田古墳群を守り活かす山林整備(竹・雑木のチッパー作業)

広島市安佐北区口田南 中小田古墳群】

 

 7月17日に伐採した、竹・雑木のチッパー作業を9月21日(火)に井手原、櫻井、畒本、兼安、中元の5名で行った。

 9時に尾道市御調町から井手原さんがチッパーを積んで到着した。

 この作業は、破砕音が大きく近所に迷惑をかけるので平日に行うことにして、事前に地元の木戸さんに近隣の住民の方々に作業協力をお願いしてもらっていた。

 しかし。竹が乾燥して硬く、あまりにも音が大きく家にいらっしゃった方には御迷惑をおかけして申し訳なく思っています。

 7月17日には竹・雑木がずいぶんたくさん積んであったが葉が落ちて少なくなっていた。

 チッパー作業をする山際は、イノシシが荒らしており、まず地ならしをしてから作業を始めた。チッパー作業は大きな音とホコリが舞う中で、全員ヘルメットにイヤーマフ、マスクを装着して作業に取り掛かった。

 積んである竹を根元からチッパーのもとに運び、井手原さんがチッパーの中に突っ込んでいった。ガガガと大きな音を出しながらチッパーから竹チップが吐き出された。その作業の繰り返しである。「大人のかくれ家俱楽部」の木戸さんからチップが欲しいということなので一輪車で何度か運んだ。

 この日はよく晴れていたが、午前中の山際は陰になっており、できるだけ午前中に多く済ませたいと作業を進めた。日陰とはいえこの日の気温は30度を超えており、熱中症に注意しながらの作業となった。10時半には櫻井さんが近所のセブンイレブンで飲み物とアイスクリームを買ってきてくれたので休憩をした。一息ついて元気が出てきたので昼まで作業を続けた。

 昼食後作業を再開したが、日が中天にかかり山際の日影がなくなり、立っているだけで熱中症になるような天気の中で作業を続け、あらかた片付けることができた。3時には若干残った竹をきれいにまとめて作業を終えた。

 竹・雑木が積んであったのでいろいろな虫がいたのか、みんなあちらこちらを虫に刺されたが、事故もなく作業を終えることができた。

(報告者 中元明弘)

番外編現場セミナー:北広島町森づくり交付金事業(里山林整備事業)

番外編現場セミナー 北広島町森づくり交付金事業(里山林整備事業)

【9/11・12(土・日)北広島町土橋YMCAキャンプ場周辺の里山林】

 

 

 西中国山地に位置する雲月山の麓,YMCAキャンプ場周辺の里山林に久し振りにウイーン、ウイーンと刈払機のエンジン音が鳴り響く。11日と12日の2日間広葉樹林(約1.0ha)の下刈りに延べ19名が参加した。

 

◯9/11(土)

 初めに事業目的や作業内容を共有するミーティング、手入れ不足で疲弊している里山林を蘇らせ景観を向上させる取り組み、今年度で4年目となる。 続いて、刈払機の安全研修を桧谷さんから受けた。 

 特に刈払機で起こるキックバックの原因や起きた場合の身の守り方、更に、目立て、正しいベルトの装着、作業フォームなど教わった。

 その後、各自はヘルメット、眼鏡、防塵手袋を身に着け、ベルトを肩から掛ける安全装備で山に入った。

 作業範囲は、体力と経験値で分かれた。一番条件の厳しいキャンプ場入り口の急勾配の斜面はベテランの檜谷さん、住田さん。一番奥側の刈払の境界線は現場を熟知している井本さん。他の者は20mから30m間隔を開けて現場を受け持った。刈払機でクマザサや雑木を谷川から山頂に向かい刈り進んだ。

 下刈り作業は暑さとの闘い、こまめな水分補給や十分な休息など熱中症予防は体力に合わせて各自が取った。

 作業は15時まで行い全体の6割に当たる約6,000㎡を処理した。下刈りした跡は、新鮮な甘酸っぱい「緑の香り」が漂い、見通しも良くなり景観が見違えるほど向上した。労働の疲労は「緑の香り」と無事終えた達成感に癒された。満足感をお土産に安全運転で家路に向かった。

 沖田さん、櫻井は「YMCAのロッジ」に泊まった。

 

◯9/12(日)

 今日も天気は快晴である。作業は昨日の続きの残り約4,000㎡1日を予定している。昨日に比較して今日の現場は、比較的緩やかな地形である。作業は刈払機にもなれ要領も良くなり順調に刈り進んだ。仲間のヘルメットが雑木の間からポツリ、ポツリと見え始めると終わりが近づく、一段と元気が湧き作業に没頭した。 

 こうした皆さんの頑張りのお陰で下刈りが半日で完了した。

 作業を終え、燃料や刈払機を担いで意気揚々と下山する6名は、景観を良くした森をバックに「緑の香り」嗅ぎ、達成感に満ちた笑顔で写真に納まっていた。

 昼食後、見学者(3名)を加えた全員で写真を撮り、13時に解散した。皆さん大変お疲れさまでした。

 昼食は2日に渡り中元清子さんの手作りのカレーライス、リンゴやブドウ、トマトなどの差し入れもあり美味しく頂いた。ありがとうございました。

 

 次回の活動日は11月頃に広葉樹の間伐(約400本)を予定していますご協力をお願いします。

(報告者:櫻井充弘)

番外編現場セミナーミツマタ林の草刈り

番外編現場セミナーミツマタ林の草刈り

【8/29(日)安芸高田市甲田町下甲立字河平】

 

 真夏日の8月29日、令和2年から甲田中学校1年生が植え付けたミツマタ林(面積約1.0ha約400本)の草刈りを11名が参加して行った。今回「YSP広島」から2名の方に参加を頂いた。

中学生の植樹会を共催した「甲田町資源を守る会」の箕越秀美事務局長の挨拶から始めた。続いて日程や注意事項を伝達。連日の真夏日、熱中症対策を徹底し無理しない、小休止やこまめに水分を補給する、作業効率よりも自分の身体を自分で守る、間隔を広くとって作業するなどお願いした。 現場は20度から35度の急峻な地形に加えて植栽木には支柱が立てあるが「クサキ」が背丈を超える大きさに生長し「ミツマタ」が見えにくい状況である。

作業は機械班(経験豊富な4名)と鎌班(その他7名)に分かれた。

 容赦なく照り付ける真夏日の下、ミツマタを切らないよう最善の注意をして刈払い機で刈り、また長柄の鎌を振り、玉の汗を流しながら黙々と刈り進んだ。特に機械班は頭にヘルメット、上着は長袖、安全靴を装着するなど暑さの中、重装備の安全対策を施し取組んだ。長柄の鎌は、両手で振るため柄は長く(150㎝)、身体とのバランスが取りにくい、初心者には取り扱いが難しかったようだ。暑さが厳しいため目標の約90%を達成した午後2時30分に作業を終了した。

 解散予定の15時まで活動の振り返りを行った。 特に機械を使った草刈りについて檜谷さんから機械の特性やリスクについて学んだ。

 特に刈払い機の持つ宿命的危険性であるキックバック(跳ね返り現象)で植栽木を切ることが多いのでメカニズムを知ることが大切。

 チェーンソーのキックバックはバーの先端でおこるが刈払い機は刃物が円盤状であるので全周で起こる。また、キックバックの起こる方向を知ることが大切、白板を使い(図の通り矢印の方向にキックバックが起こる)説明を受け非常にわかり易く今後の草刈りに大変参考になった。   

 振り返りでは、次の発言があった。 苗木が見えやすいように支柱に赤色のテープを付けると作業がしやすくなる。苗を切らないよう苗木の周りは手で坪刈り、その後、機械で刈る。「クサキ」が大きて太いので鎌では少し無理、手ノコか刈払い機が必要。「YSP広島」団体から初めての参加で暑さとの闘いできついかったが鎌の刈り方など教えてもらい勉強になった。何本かは植えた木が見えにくいので木の頭を切った、もっと注意しないといけない。など今後に参考となる貴重なご意見をいただいて15時に終了した。

 真夏日で、しかも日陰がない所での草刈りでしたが各自の体調管理が良くて、熱中症の症状もなく無事目的を達成できました。皆さん大変お疲れさまでした。

 

(お礼)

 地元の稲田さんから参加者全員に葡萄のお土産用と昼食時に食べる葡萄を沢山いただき美味しく頂いた。箕越さんからは、熱中症対策として飲み物を頂戴した。また、現場は日陰がない植栽地、隣接の教徳寺さんが食事処をお借しくださった。お蔭様で昼食時には、直射日光から身を守ることができた。

 沖田さんからは、スイカの差し入れがあった。疲れた時、果物からの水分摂取、とても美味しくついつい2個目のスイカに手が伸びていた。 

 多くの皆さんの心遣いありがとうございます。

(報告者:櫻井充弘)